横田滋さん・北朝鮮に拉致された被害者家族の相次ぐ鬼籍入り
今年も、親しくさせていただいた方々との悲しい別れも多くありました。私の心中では生き続けて、忘れることはありません。
また、痛恨の別れですが、北朝鮮に拉致された被害者家族の横田滋さん、有本嘉代子さんが相次いで亡くなりました。どちらも娘との再会を果たせず無念の思いでの旅立ちだったのではないかと思います。
特に、横田滋さんは被害者救出集会で何度もお会いしており、県内では那珂市や水戸市の集会でお会いしていただけに本当に残念でした。志を継いで、日本人拉致被害者の救出に努力したいと思います。
自民党・公明党の連立内閣が続く中で、特に、安倍内閣が8年近くも続きながら解決できないというのは全く情けないことで、言い訳は出来ません。解決するための戦略を持ち合わせていないというほかはありません。
にもかかわらず、自民党内閣に期待せざるを得ないのは、現在の野党、特に日本社会党の系譜をひく立憲民主党に拉致解決の戦略も戦術も意欲も感じられないからです。集会の際に口先だけで決意を述べることはするものの、実際の政治の現場で活動したということは全く聞きません。
外国政府による日本人拉致は、明確な人権侵害であり国家主権の侵害です。
令和2年12月30日